Good Design Award@2004

Good Design Award Winners
http://www.g-mark.org/library/2004/
今年度のGood Design Awardが発表に。デザインの善し悪しを語れるほど深くは理解していないのですが、デザインの世界の中でも選ばれたものが出そろうので、いろいろ見ていておもしろく・学ぶところは多い。
父親が設計をしている影響なのか、建築物はちょっと好きだったりする。あと、プロセスとかそういうものも。今年度の受賞作の中から気になったものを少しセレクト。
キッチンに“スケルトン&インフィル”の発想を取り入れ、火と水の基本機能と配管類というキッチンとしての必須要素をスケルトン=「ゲート」に、その下に生まれたフリースペースにユーザー一人一人の使い方に合わせた機能・収納であるインフィル=「キューブ」をセットすることで、これまでにないカスタマイズ性を実現。また使いながら変化するユーザーの要望に合わせ、後からでのインフィルの追加・変更も可能。いつまでもその時の自分に最適なキッチンとして使い続けることができる、「ゲート&キューブ」キッチンシステム。
エコムスハウスはアルミを構造材とする量産化住宅です。基本ユニットは、×型のアルミ押出材を組みあわせた1.2m×1.2mのラチスパネルです。このパネルを現場でボルト締めするだけで組み立てられるため、工期が短くコストを抑えることができます。床、階段、内外装はすべて工場製作のユニットです。 1.2mのモジュールで、高い天井高さ(3.6m)と、3階建てまでの階数、さまざまな広さ、形状のプランが可能です。住宅だけでなく、オフィスや店舗などさまざまな用途、規模に応用でき、新しいライフスタイルにふさわしい建築を実現します。また、ラチスパネルの再利用により、解体時に産業廃棄物をださないシステムを目指しています。
日本の鎖国時代にも外国に唯一門戸を開いていた長崎港は文化の織りなす土地柄である。ここに豊かなオープンスペースを県民に提供すべく、長崎県は環長崎港地域アーバンデザイン専門家会議を創設、各分野の専門家がデザイン、相互審議に当たり、長年の取組みの結果長崎水辺の森公園は平成16年3月全面オープンした。長崎港に面した6.5haの敷地には水路が縦横に交差し公園を大きく3つのエリアに区分する。都市に面する「水辺のプロムナード」、海に面した芝生広場と森の「大地の広場」、山からの湧水を利用した「水の庭園」。これらを橋梁が繋げ、夜景は光の別世界が展開する。開園から二ヶ月、早くも県民の憩いの場として定着している。
デザインは、急激な変化を続ける社会において重要な役割を担っている。鯖江市はこの認識に基づき、高密度情報時代のデザイン学習のために「市立インテリジェントデザイン講座」を設置している。本講座は、デザインの基礎的概論、企画計画手法としての考察手法の学習、およびデザイン表現のためのデザインワーク、さらにメディアインテグレーションの具体的なデザインメソッドと企業戦略、その基礎的学習という両面のカリキュラムに基づく講座である。そして即戦力となるデザイナーおよびデザインマネージャー、デザインプロデューサーの育成、再教育をめざしている。
地場の生産者(企業や職人)の自活力を高め、広告、販売、流通の改革を行うことが目標。1999年、行政主導で始まった地場産業活性化事業(HiHill プロジェクト)において、環境に配慮した鉛レス金属や表面処理技術を前面に打出し新マティリアル開発など、様々な実験的試みを通して生産者の意識改革を行い、地場の技術を販売する目的を持つ「マテリアルプレート」を2003年に商品化した。マテリアルプレートはそれ自体が商品であると同時に、地場に新たなビジネスをもたらすよう工夫されている。2003年にプロジェクト自体を参加企業や職人集団の力を合わせて法人化し、広告、販売、流通まで地場の協力関係で行える仕組みを作った。