恋愛写真―もうひとつの物語
2004/10/02(Sat) Book

-あなたは、一人分の幸福をその手に持っているのよ。-
お酒を飲みながら本を読むのは初めてだった。数日前に家で某氏と飲んだ「神の河」が3分の2くらい残っていたので、ちょっと肌寒い霧雨の中を自販機まで買いに行ったiPodプレゼントのシールがついた烏龍茶で割って飲みながら、ページをめくる。
同名の映画が気になって買った本なんだけど、映画そのものはまだ見れていない。「もうひとつの物語」と書いてあるから、たぶん本編とは違う物語なんだろうと思う。最後まで読んだら、本編とどう繋がるのか、何となく分かるような気がした。
よくある「パイロットフィッシュ」的な、最近で言えば「世界の中心で愛を叫ぶ」的な流れの物語なのだけど、一人一人のすれ違う想いをこんなに綺麗に書いた本があるのかと思ったりした。綺麗なんだけど、実離れしているわけでなく、最近感じた気持ちに重なるところが多くて、なんかしらんがつらかったりした。
ノウハウを細かく分けて書かれている本は読みやすいけど、こういう時間をかけて一つ一つの言葉を重ねていく物語を読んで得られる、この心が締め付けられるような不思議な感覚。それはそれでまた、大切なことのような気がした。(飲んで書いて撮ってるのでようまとめきらん。)寒かったので、この日は毛布を出して寝た。
