池上彰の情報力
2005/01/26(Wed) Book
Blogを書いてる人はためになる本だと思う。NHKの週間こどもニュースでキャスターをしている著者の、どうやって子供達に伝えるべき情報を集め、整理・解釈し、分かりやすく伝えるかという試行錯誤が書かれている。新聞のスクラップの取り方からメディアリテラシーについてまで、幅広く小ネタがいっぱい。
メディアリテラシーの箇所が面白くて、「国連(United Nation)」は正しく訳すと「連合国」、「PKO(Peace Keeping Operation)=平和維持活動」は「平和維持作戦」、「規制緩和」は「Deregulation=規制撤廃」なんですってさ。そんな微妙な”誤訳(?)”で情報が「つくられていく」課程を示して、健全な懐疑心をもつべしと説く。
よく「本をいくら読んでも内容が覚えられないんですが…」と質問されることがありますが、わたしだってそんなことは出来ません。(中略) でも、せっせとやっていると、少しはたまってきます。穴だらけのバケツで水を汲んでいる状態なので、どんどん忘れていきますが、少しは残る。そこに意味があるのではないかと思っています。
穴だらけのバケツとしてはありがたいお言葉(汗)。


最近、日本語の微妙な違いが気になるお年頃になってきました。IMEばっかりに頼っている自分を見つめ直すチャンスかも。良い本ですね。NHKはやっぱ、すごい。
>月下美人さん
さいきんはここぞとばかりに読書週間のいわごろうです。NHKは作ってるものはちゃんとしてますよね。上の人はどうかわかんないですけど。