ビジネス書祭り
小説を読みすぎた反動のようにビジネス書へ。
-止揚とは、互いに矛盾し、対立するかに見える二つのものに対して、
いすれか一方を否定するのではなく、両者を肯定し、
包含し、統合し、超越することによって、
より高い次元のものへと消化していくことです。-
この人の本は「なぜマネジメントが壁に突き当たるのか」「未来を拓く君たちへ」と読んできてどっちも結構感銘を受けた。今回も期待に応える感じ。ほかの哲学や思想っていうものもこんなに面白いのならもっと勉強してみたい。「螺旋的発展(進歩・発展と復活・復古)=ギャザリング」「進化の本質は多様化」「否定の否定で進化する」「割り切らない」「営利企業と非営利企業」「日本の役割」など。

メディア・ビオトープ―メディアの生態系をデザインする
水越 伸 (著)
-送り手が無機質な機構体となり、視聴者が欲望をむさぼる消費者になることで、
マス・コミュニケーション不全を起こす。それは単なる情報の大量流通、
まき散らしに過ぎず、コミュニケーションではなくなるのだ。
(大量に植樹された杉が花粉症をもたらしたように。)-
タイトルと装丁に惹かれて買った。たぶん著者の伝えたかったこととは違うところでいろいろ収穫有り。ラジオ(無線)誕生時の姿はインターネットそっくりだったこと、メディアはドームであること、メディアと宗教、今の新聞の仕組みができあがるまで、メディアリテラシーとは何か、そういうことをいろいろ学べた。
-C to B to C-
タイトルのインパクトに負けて買う。人事制度の話ではあるが、その制度ができるまでのバックエンドが中心(その方がためになり、おもしろい)。

進化する日本的経営
全員リーダーの時代へ
吉村 久夫 (著)
-トヨタは「環境のトヨタ」によって、
自動車の販売台数を単に増やしたいと願っているわけではないという。
同社が願っているのは、「尊敬される企業になりたい」(張社長)ということである。-
日本的経営とはどういったものか、それはなぜこれまで成り立ち、また今成り立たなくなったのか。そしてこれからの姿は、といった流れ。昔は君主であったが今は民主であり、衆愚政治・大衆迎合であり、民衆にこそ帝王学が必要という所から、全員参加型経営、全員リーダー経営につなげる流れは面白かった。
今度の時は私の内閣ではないから分かりませんという人が君主になる時代、民主がしっかりしないといけないよねと。
最近つくづく自分の学のなさ(学歴のなさじゃないよ(汗)を痛感する日々。ちゃんとがんばろう…。


