検索エンジン戦争
2006/05/03(Wed) Book

検索エンジン戦争
ジェフ・ルート (著), 佐々木 俊尚 (著)
翻訳物にたまにある変な口語体で、同じ内容が何回も繰り返され、なおかつ注釈がいっぱいという僕が一番読みにくいタイプの本だった。初版が2005年の8月なので、扱われている情報も2005年第一四半期くらいまでで、ちょっと読み遅れた感はあるものの、日々追っていた検索まわりのストーリーを俯瞰して見る事が出来、今自分が関わっている広告についてもまた少し理解が深まった気がする。
本の中では、検索結果の質や広告の量などについて、GoogleのIPOと絡めて資本主義によってユーザの利益が損なわれていってしまうのではないかというくだりが出てくる。でも僕はそうは思わなくて、OSでMSが天下を取った後にLinuxが出てきたように、バランスが崩れると総体としてバランスを取るような動きになってくると思っているし、バランスが崩れる危険性があった方が結果的にバランスが取れるのではないかと考えてます。特にユーザの行動がその提供者の行動に強く影響するネットならばよりそれは強く表れると思う。
