the network technology of LIFE

the network technology of LIFE
週末にこれまで定点で330サイト読んでいたRSSを90サイト(友人・知人70サイト+ニュース系20サイト)まで減らしたら、日常生活がすごくスッキリした。330サイトのRSSは、1日だいたい400本くらいのエントリを運んできて、読み切れないエントリを「あとで読む」にしておくとだいたい週末に1,000エントリくらいの「あとで読む」がたまって、土日はそれとか本をせっせと読んでいた。毎朝RSSリーダーを開くと150エントリくらいの新着が出てきて、読み終わってリロードするとまた新しいエントリが出ている、みたいな日々だった。
そのおかげもあって、今朝起きてRSSリーダーを開いても新着エントリは25件だった。すぐ読み終わるし、「あとで読む」も5件くらいで済んだ。おかげで仕事もスイスイ進み、一つ一つの事をゆっくり考えられるようになった気がする。これからは大量の情報が流れる川を造ってそこから必要な物を取捨選択するのではなく、興味関心のテーマ事に毎回取りに行ったり、ピンポイントで定点観測するようにしていこうと思う。今更かという気もするけど、無駄も含めて一度網羅したから、できることでもあると思う。
で、興味関心を持ってネットを見ていたら、ものすごく懐かしいサイトを見つけた。「the network technology of LIFE」。1999年9月9日に行われた坂本龍一のオペラ「LIFE」のインターネット中継サイト。これをリアルタイムで見た人はどれくらいいるだろうか?まだISDNの時代に、「時間保証技術」や「同期システム」「Hyper Broad Gathering」というなんかすごそうな名前のテクノロジーを使って行われたそのオペラを、僕はリアルタイムで、福井の家から見ていた。実際それがすごいかどうかではなく、「なんか凄そう」な事が大事だった。
ネット中継とはいっても、64Kの回線。音声・映像の両方をクオリティを保って放送することが不可能と考え、音声のみを会場から配信し、音声と主に通信される信号に合わせてあらかじめダウンロードさせたクライアントアプリケーションから映像(といってもタイポグラフィ的な物だったと思う)を見るというものだった。見ているユーザがクリックで拍手を送ると、それが会場に送信されビジュアライズされて表示する、というのもあった。
今思えばなんじゃそりゃっていうものですが、当時はもの凄く興奮したものでした。その頃はなぜかインターネットから距離の離れた物に信号を送って、その結果を実空間で見える、という物が多かった気がする。まるでインターネットが実社会に向かって「ココにいるんですよ」というメッセージを送っているようだったし、その様になぜかスタパ齋藤みたいにスゲェ!とか思ったのでした。(蛇足ですが、大人になってタイアップ広告と経費という概念を知り、スタパ斉藤がなぜあんなにデジタルガジェットを保有できるかが分かりました。)
強引にまとめると、便利で実用的な物もいいけれど、なんかわかんないけどスゲェ!みたいな物も大切だよねと。そしてスゲェとか思っちゃうスナオな心はイカシテルっていうこと。そういう物に勝手に興奮してネットで仕事し始めて少しは人様のお役に立てるようになった(?)やつもいるのだから。と。