森達也 「ドキュメンタリーは嘘をつく」

2007/02/02(Fri) Movie

いわごろの感想は動画の下にありますが、とりあえず見てから読んでください。


最初の部分でこの番組の趣旨とその造りと訴えたいことが分かってその後の映像を見ていながらも、最後の女の子のセリフはズシンとくる。アーレフがこの番組に出ている意味も、よくわかる。

僕はもう久しく、たぶん18くらいからだから約6年間家にテレビがない。もうすぐ24才なので、人生の4分の1はテレビがない生活をしている。物心が付いて情報を得るようになってからと考えると、その比率はもっと上がる。

今は、もうテレビ、特に報道系はもう見れない。その番組がその映像を通して視聴者にどういう印象を与えようとしているかがひしひしと伝わってきて、拒否反応を起こす。今は、読売・産経・日経・毎日・朝日という5紙のネットニュースサイトで情報を得ている。さらに、そのページにソーシャルブックマークを付けたユーザのコメントというメディアと逆の視点の情報を同時にみれるようにFireFoxを改造してそれらサイトを読んでいる。とはいえ、完全ではないことは分かってる。

べつに、視点を定めて訴えたいことをシンプルにすることを否定はしないし、それがないと報道は出来ないと思う。でも僕は、まず事実(=起こったことだけという定義)を知り、その時の自分の感情をまとめてから、それに関する多くの報道という名の解釈を見て、そのギャップを計る。もちろん、どんなに幅広い媒体を見ても伝えられていない事実があると意識しながら。そして、この番組そのものも、ドキュメンタリーや報道には真実や客観性がないという意図を持って作られていることも意識しながら。


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