海と川の恋文
2007/04/10(Tue) Book
-あのころは、ただ流れに乗っていれば、川が海まで運んでくれた。
でも海へ出たら、自分で漕ぎ出さなきゃいけない…。-
普通に読めば、純愛の物語なのでしょう。一組の男女が、お互いを愛したが、様々な経緯の中で別々の人を愛し、結局お互いを忘れられずその愛を壊して二人だけになれた。でも、その壊された愛を真剣に作ろうとしていたもう一組の男女の気持ちはどうなんだろう。他人を不幸にしてまで得た幸せに、何の意味があるんだろう。ぼくには酷くわがままで幼稚なふたりの惨めな話にしか感じられなかった。

