迷いと決断
ちょっと前に読んだ本ですが。結構失敗と成功を赤裸々に書いていて、マネジメントの視点がかいま見えましたが、現場でオペレーションしているものにとってはすぐに実行できる話は少なかったです。とはいえ、実行できなくても知っているだけでも結構現場のオペレーションが違ってくるとは思います。
話は突然変わりますが。
最近、新卒二年目の人とマネージャーと3人(あとから+1)でお酒を飲みました。いろいろなことを話しましたが、仕事のことで少し白熱。新卒は、自分の求めていることが出来ず、それに対して自分の部署のマネージャーはあまりにも何も考えていないのではないかと言うような話をしていました。そして、マネージャーは新卒の部署のマネージャーもいろいろ考えていると思うけど、難しい所も理解できる、というような話をしていたかと思います。僕もどちらかというとマネージャー寄りで、それよりも、自分も前は新卒みたいな事を思っていたのにいつのまにかそんな熱のあることを思わなくなっているなと、そっちの方にショックを受けつつ聞いていました。
自分の部署やサービスの事を考えていないマネージャーなんて、あんまりいないんじゃないでしょうか。そこでもたとえ話をしたのですが、狩りで生活をしている集団があるとして、その集団は長年鹿を狩って自給自足している集団でした。きちんと自分たちのいる草原に鹿が何匹いて、どれぐらい取ったら0になってその後食べていけないかもきちんと把握していました。でも、自然は勝手なもので、何日も鹿が見つからない時期が続きました。そんなとき目の前に豚が現れたとします。その時に、瞬時に「豚を狩れ!」といって家族を飢えさせないリーダーと、「いや僕らは鹿しか食べれないんだ」といって家に帰って家族に腹をすかせてしまうリーダーと、どっちについて行くのだろうかと。僕は前者について行って、新卒はたぶん後者に着いていく(後者でもやっていけると思う)のかなと思いました。
もうひとつ、毎月50万円出せば、自分たちの理想がより現実になるなんかすごいキカイがあったとして、それを欲しいと誰かが言った時、その誰かはリーダーから「じゃあお金がキツイので貴方の給料から毎月50万カットしてもいいですか?」と言われた時、その誰かはYESといえるのだろうか。それはリーダーが考えることで、私が考える事じゃないと言いそうです。
この考えが正しいのかどうかは、僕にはよく分かりません。正反対の考えもあるのも理解できます。ただ、何で僕がその考えになったかというと、「より深く関わろうとした」からだと思います。人件費やリソースや、経費やキャッシュフローヤPLや、なんかそんな数字の世界や、思いや理想ではどうにもならない世界に、関わろうとしたからかもしれません。というか、自分の仕事を突き詰めていくとそこに関わらざるをえないと思うのです。結局そういう世界はあまり自分の得意分野ではないしその才能もないと思ったので今はオペレーションを淡々とやっていますが、それを知ってオペレーションするのとそうでないのとは全然違うと思うのは、負け惜しみでしょうか?
僕は、その新卒の求めているものが、今の会社にはないのではないかと思いました。それは別に今の会社を卑下しているわけではなく、いくら漁師でも山ではマグロは釣れず、名人でも海では松茸が採れないようなもので、マグロを釣りたいなら海へ、松茸を採りたいなら山に行った方がいいのではないかと思ったのです。漁師は海に、名人は山にいた方が幸せな人生じゃないかと。
はて、そんな僕はどこにいるのが幸せな人生なのかと、珍しく最近少し迷っています。

ビジネスマナーの勉強中なくらい貧弱なので、
大したことは言えませんが、
少なくとも僕もその新卒と同じように考えてたこともあると思います。
今会社に入ったらそうなる可能性もありうる;;
最近は、数字の管理とは呼べない程度の数字を触るけど、
なんかやっぱり知っているのと知らないのでは、
えらい違うなーと思います。
そのマネージャーさんも、
その新卒の人と同じような思いをもったことがある人だといいね。