銀行のATMは、本当に止まってはいけないのか?

2007/09/03(Mon) Clip

銀行のATMは、本当に止まってはいけないのか?

タイトルは煽って書いているのでおいとくとして、本題はたぶんここ。

システムの信頼性への過度な期待が、開発・運用コストを押し上げていると浜口氏は指摘する。「同じ航空会社のシステムでも、航空管制システムと、航空券を予約・発券するシステムとでは、求められる信頼性が異なってしかるべき。本当にそこまでコストをかけるべきなのか、システムの種類や用途ごとに、あるべき信頼性のレベルを議論すべきだ」と提案する。

たとえば、「土日はATMが利用できなくなります。その代わり、運用時間が短くなってコストが下がるので、引き出し手数料は月何回でも無料です。」と提示すればもうすこし判断しやすいのでは。しかし、「日本人の要望に応える形で、システムの信頼性は高水準の領域に達している」というのは、システムに限らずサービスにおいても同じで、ものすごい物がありますな。「お客様は神様です」という言葉を、違った意味で実感している今日この頃。神は時に非情で理不尽だ。


2 Responses

  1. ぼん@システムをこさえる側 says:

    信号や病院の電力は止まってはまずいけど、テレビが見れないのは困るだけ。

    極端なことを言えば「人の生き死にに関わる」ような、クリティカルなことでなければ問題が無いはずなのです。

    システムを構築する立場で言わせてもらえば、システムが利用できなくなることは利用者にも運用(提供)者だけでなく、そしてビルダーにもマイナスな気持ちになるけれど、「人が死ぬわけじゃない」とか思わないとやっていけないのです。=言い訳。≒システム屋として精神を健全に保つための方法。

    多くのサービスやシステムの信頼性が高水準でありすぎることで、本当に必要な信頼性の優先順位がわからなくなってしまうこともあるけどね。

  2. iwagoro says:

    新潟の時にぼん氏から「人が死ぬわけじゃない」って言われて結構考え方が楽になりましたよ。

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