ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
渋谷で見てきた。正直あまり期待していなかったのだけど、かなりおもしろい。エヴァ(前作)を見ていないとキツイし楽しめないとは思うけれど、残りの三部作も見ずにはいられなくなってきた。
映像と音楽と演出は、かなりドキドキした。既にいろいろ書かれているけれど、ヤシマ作戦でのラミエルはなんとしてでもスクリーンで見た方がいいし、第三新東京市や微妙に変更が加わっているエヴァ機とその動きは単純にカッコイイ(男の子だからでしょうか?)。
ストーリーも、微妙に変化が見える。これも既に言われている事だけれど、前作の世界がループしているかのように、登場人物達は微妙に何かを学んで知っている事が増えているし、それ故行動も変化している。登場人物達が、既に前作を一度見た上で行動しているようにも感じる。まだ序なのでその変化は細かいけれど、この先その変化は目に見える形で出てくるのだろうし、それがこの映像で展開されるのかと思うとつい期待してしまう。
唯一残念だったのは、前作で僕が魅力に感じていた「間」がほぼ完璧に取り去られている事。あれが90年代後半の空気感を一番うまく表現していると感じていた。でも代わりに一番印象的だったのは、ミサトとリツコの会話に出てきた「最近の男は、須く自分にしか興味ないのよ」「女には辛い時代になったわね」というセリフは、なくなった「間」の代わりに00年代の空気感を表しているように思う。次作が待ち遠しい。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版
出演: 三石琴乃, 林原めぐみ 監督: 総監督:庵野秀明;監督:摩砂雪;監督:鶴巻和哉
