無いものねだり

2007/10/17(Wed) Clip

ある個人史の終焉 – after game over

長く住んだせいで徐々に関西弁が浸透していたこの頃の彼女の言葉から、慣れ親しんだ怪しげなイントネーションが消えて、びっくりするほどにうつろな標準語が隣に座っている女の子からするすると流れてきたとき、僕は自分の無力を知った。だから僕は何も言えずに、ただ彼女の肩をぽんぽんとたたいた。

いろいろ理屈をつけて考えないようにしたりそれをバネにしたりは出来るけれど、やはり人が当たり前に持っているものを持っていない事は少し悲しいし、当たり前に持っている人がうらやましいと、これを読んで思った。


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