Mashup Seminar in FUKUI
「Mashup Seminar in FUKUI」に行ってきた。会場に入った瞬間、「あ、なんか空気違う」と感じてしまって、その勘は当たっておもいっきりエンジニア向けの内容だった。イベントが悪いと言っているのではなく、ターゲットじゃなかったなと感じた。なので結構客観的に過ごした。イベント後の交流会にほとんどの人が残っていたので、エンジニアにはいいイベントだったのだろうと思う。
行く前に思っていたテーマが、「マッシュアップとか福井に必要なの?」ということ。ネットは好きだし、新しいテクノロジーが出てくることはとても楽しいと思う。でもそれを、どこかで「進化」ではなく飽きやすい人間の志向の「変化」だとか、それで福井の人の暮らしは何か変わるの?と思っている自分も同時にいるので、その変を考える時間になればと思っていた。
グローバルに考えようというという話とか、リクルートがマッシュアップを自社のビジネスに活用しているという話はたしかに理解できる自分もいるし、そういう話は好きだ。でも現実には福井で生活している僕の親の世代とか、限られた商圏で商売をしている会社には全然関係ないと思う自分もいる。「分かる人だけ分かっている」ような感じがどうも離れなかった。限られた人だけで盛り上がっている技術ってどうなの、という。
特に「世界はプログラミングできる物とプログラミングできない物の二つに分けられる」というキーワードには、悲しくなった。食べ物を作っている人もいれば、洋服を作っている人もいて世界は回っている。世界は二元論で語れるほど単純ではないし、安易な二元論は世界を疲弊させる。講演者は食べ物の生産なども含めた広義の意味でプログラミングという言葉を使っているようには思えなかった。
プログラミングを否定しているのではなく、自分の好きなものが最上位であるというような雰囲気がなんとなく理解できなかった。僕はウェブサイトを作ることやコーディングや情報設計がとても好きだけれど、それが最上は思ってなくて、それを使う人や利用する人がいて初めて存在できると思っているので、どちらかというと下位の事をしてると思ってる。
でもまぁ、この辺は個人の志向の話かもしれないです。医療ドラマでよくある、「臨床医は目の前の患者しか救えないが、研究医は未解決の病気の治療方法を発見することで数千人の患者を救える」というような話で、僕が前者をやりたいと言うだけの話か。どっちが大事とかではなく、両方必要なので。






