ミュンヘン

ミュンヘン
出演: エリック・バナ, ダニエル・クレイグ 監督: スティーブン・スピルバーグ
-こんなことの先に平和はない。
それが真実だ。-
2時間40分の映像を見た後の、最後に出てくるこの言葉の持つ意味は重い。スピルバーグはイスラエル寄りだと言われるが、どこかに視点を定めないと物語なんて描けない。それを分かって見ればいいだけ。
映画の最後に、ワールドトレードセンターが映る。舞台設定上確かにその時は建っていたけど、それをラストシーンの画面の中央に象徴的に映し出す。僕はそれを、スピルバーグの米国に対する皮肉と受け取ったのだけど。
報復の先に平和がないのなら、抑止力か、それとも融和か。融和なんてあるのか?








