Posts Tagged ‘コミュニケーション’

このブログを読んでくれている皆様へ。

2006/03/22(Wed) Clip

最近の僕の気持ちをすごく的確に表した言葉と出会ったのでご紹介。

+LOVE PARADISE+: 返事がないのもひとつの返事
コメントのやりとりでのコミュニケーションは楽しいし、
わたしは自分がコメントした記事は、レスが楽しみでまた確認しにいきますが、
たとえレスがつかなくても、相手に自分の気持ちが伝わればそれで十分ではないでしょうか。

こう何年もブログを書いていると、気づかないうちに意識していることがあります。このブログは、インターネットに公開してるわけですが、全ネットユーザーに向けて書いているわけではありません。

福井の両親だとか、妹とか、前職の福井・石川・富山のメンバーとか、K氏とか、新潟のお二人さんとか、今の会社の上司とか、別の部署の人とか、同じ部署の人とか、わぁとか、ゆうちゃんとか、みんさんとか。同じ時間を過ごしたことがあったり、また今過ごしていたり、そういう具体的な人たちをイメージして書いています。

独り言のように書いている文章であっても、それは離れている方たちへの近況報告であったりします。離れていない人にも、メッセージとして改まって伝えるまでもないことや、伝えると照れくさいことなんかを、独り言のようなかたちで伝えたかったりして、こうしてぽちぽちと書いているわけです。

実際に会って話している時にこのブログの内容が話題になることであったり、コメントが付くことも凄くうれしいのですが、冒頭に引用した言葉のように、相手に自分の気持ちが流し読みであっても伝わっていること。それだけでこのブログの意味があるのではないかと思って書いています。Messageという言葉には伝言や便りという意味があるように、お世話になっている人への便りであったり、また未来の自分への伝言であったりするのです。

とりあえず始めたこのブログが後付とはいえそんな意味を持つようになったように、とりあえず始まって結構過ぎてしまった僕の人生も、その時その時ベストな方に向かって走っているうちに、何か意味があるものになるのではないか。そんな風に思います。「私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値がある。」そう自信を持って言えるように。

広告って何ですか?

2006/03/14(Tue) Diary

今日会社で、有名なCMディレクターの方の講演があったので、参加してきた。広告の会社に入ったくせに、広告といえばKさんからの情報しかほとんど知らない。Kさんが読んでいた広告批評とか、Kさんが話していた多田琢さんとか大貫卓也さんとかのクリエイターの名前とか、正直そういった断片的な情報しかない。(ネット広告という特定分野は、さすがにもろもろ知ってますが。)

広告は、コミュニケーションを創造すること。創造するには、想像すること。想像することは、人の気持ちを考えること。人の気持ちを考えることは、思いやりを持つことだと、その有名なCMディレクターの方は話していた。最後の「思いやり」というキーワードを聞いて、川崎和男さんが「デザインとは、わがままを思いやりに変えるものだ。」といっていたのを思い出した。K氏の世界と広告とデザインとが、ぼんやりと一つの輪に繋がった気がした。

サイトをつくったり、サービスをつくることも、このブログも何でもかんでも、この世界にある全てのことは、誰かが誰かに何かを伝えたいという想いの積み重ねなんじゃないだろうかとちょっと大きく考えてみた。そのうちの一つ、ビジネスというフィールドでの思いを伝えることが広告なのかなと、そんな認識をしています。

数年前の僕は、Kさんが横で広告批評をよんだり話の中に出てくるどこぞのクリエイターがどうのこうのということにあまり興味を持っていなかったんですが、こんど魔法の水でも飲みつつ、広告って何ですか?っていうことと、あのときどんなことをしようとしていて、そしてなぜ今のところにいるのかを、聞いてみたくなったのでした。>Kさん

部下の「やる気」は上司で決まる

2006/03/08(Wed) Book

部下の「やる気」は上司で決まる 表紙
部下の「やる気」は上司で決まる
モチベーション・クリエーターが企業の命運を握る
小笹 芳央 (著)

-日本では戦後の経済復興から高度経済成長に至るまで、
  猛烈なスピードで地方から都市への人口移動が生じました。
   表面的には農業から工業へのシフトがなされたように見えましたが、
    大都市の高層ビルの中で営まれていたのは、実のところ、
     「背広を着た農作業」だったのです。 -

上司でもマネージャーでもないし、やる気が出ない部下でもないのですが、読んでみました。年俸制や成果主義を導入してもモチベーションはあがらないという事を、少年法の刑罰を重くしても少年犯罪が減るわけではないように、教育や日々のまわりの人との関係の中からうまれるちょっとした事で命の大切さを知るように、日々のマネージャーとのコミュニケーションの中でモチベーションは動くのだと解くところはなるほどと思った。モチベーションを非常にロジカルに説明している。

本の中では僕の仕事に対する考えについても、いくつかのパターンとともに体系的に示されていて、自分がどういうタイプでどういう事にモチベーションを見いだすのかが書かれていた(実際書いてあるとおりの事でモチベーションあがる。)。それを使って周りのメンバーがどういうタイプなのかについて勝手に考えてみたのもおもしろかった。メンバーもそうだけど、マネージャーもそのタイプに想像で分類してみると、なるほどなと思う結果になった。

明日からのコミュニケーションが少し良くなる示唆を与えてくれるものでした。

「へんな会社」のつくり方(東京に出てきちょうど1年経った今の思いに代えて。)

2006/02/25(Sat) *Pickup, Book

「へんな会社」のつくり方 表紙
「へんな会社」のつくり方
近藤 淳也 (著)

-十分に社内で議論を尽くしていても、
  時としてその内容が、多くの一般ユーザの意識から大きくずれたものになり得るということでした。-

いつも行っているスポーツジムが今週は休みだったので、ちょうどAmazon.co.jpから届いた大量の本を読んでいく事にした。どこかのコメントでも書いたけど、今年に入ってから毎週2冊の本と2本のDVD、スポーツジム通いが続いている。いいサイクルかも。

僕はちょうど一年前の今日、東京に引っ越してきて、3月からサービスをユーザーに提供する会社で働く事になった。これまでは、サービスを提供する人にシステムを提供するのが仕事だったけど、それからはサービスを提供する事そのものが仕事になった。恥ずかしい話、最近までこの違いに気づいていなかった。

以下は全て個人的な考えだけど、同じひとつのサービスを利用しているユーザーにも、本当にいろいろな人がいる。そういう意味で、これまでのお客さんであった自治体と似ているところがあるのかもと気づき、そのときの事を振り返って答えを探そうとする事もある。

正直僕は、はてなが提供しているサービスにはあんまり興味がない。ブログはMTで書くし、ソーシャルブックマークはdel.icio.usを使うし、RSSはBloglinesで読む。はてなで利用しているサービスは、RSSで読めないページの更新状況を知るために、はてなアンテナで内容をメールしてもらっているくらい。でも、はてながユーザとサービス運営を行うためにとっているコミュニケーションについては正直興味津々だった。

本を読んだ。これまでネットではてな周りをウォッチし得た情報以外の、知らなかった情報は何もなかった。それはつまり、本でも書かれているけど、全ての情報をユーザーに公開している事の証でもあるのだと分かってちょっとだけヤラレタ感があった。

これも最近気づいた事だけど、本人が早いと思っていても、周りから見たら全然遅い事がある。この本で近藤さんが書いているように、本当に彼らはユーザの事を考えているだけで何も特別な事はしていないのだと思うけど、そのレベルさえも僕はできていないという単純な事なんだろうなと思った。

一見もうつまらない仕事に思われるのかも知れないけれど、その時期に携われる事はそうでなかった時期に携わるより得られるものが多いんじゃないだろうか。最近はそんな風に思います。最後に最近ちょっと感動した言葉を紹介して、また明日もがんばろうかと思います。

昔話禁止令。|Tokyo Ochimasato Land

今、僕が立っている世界は、
ごみ箱の中さえ、子供の頃から憧れていた
ブラウン管の向こうにあるモノじゃないか。

ヴァーニュ

2006/02/19(Sun) Book

ヴァニーユ 表紙
ヴァニーユ
赤坂 真理 (著)

-日本語が話せるから、彼らとわかりあえるのではない。
  フランス語を話せることとフランスに居場所を見つけることとは違う。-

3話入っているんだけど、そのうちの本のタイトルにもなっている「ヴァーニュ」を読んだ。最後の方までなんだかよく分からない話で、自分を傷つける事で自分が生きている事を感じる人の話かと思ってた。でも読み終わった後は、言葉じゃないコミュニケーションを描いた話に思えた。

この本は、もう一回読むとまた違った事が見えてくる気がする。なんとなく、そんな気がする。

ビジネス書祭り

2005/12/24(Sat) Book

小説を読みすぎた反動のようにビジネス書へ。

使える 弁証法 表紙
使える 弁証法
田坂 広志 (著)

-止揚とは、互いに矛盾し、対立するかに見える二つのものに対して、
  いすれか一方を否定するのではなく、両者を肯定し、
   包含し、統合し、超越することによって、
    より高い次元のものへと消化していくことです。-

この人の本は「なぜマネジメントが壁に突き当たるのか」「未来を拓く君たちへ」と読んできてどっちも結構感銘を受けた。今回も期待に応える感じ。ほかの哲学や思想っていうものもこんなに面白いのならもっと勉強してみたい。「螺旋的発展(進歩・発展と復活・復古)=ギャザリング」「進化の本質は多様化」「否定の否定で進化する」「割り切らない」「営利企業と非営利企業」「日本の役割」など。

メディア・ビオトープ 表紙
メディア・ビオトープ―メディアの生態系をデザインする
水越 伸 (著)

-送り手が無機質な機構体となり、視聴者が欲望をむさぼる消費者になることで、
  マス・コミュニケーション不全を起こす。それは単なる情報の大量流通、
   まき散らしに過ぎず、コミュニケーションではなくなるのだ。
    (大量に植樹された杉が花粉症をもたらしたように。)-

タイトルと装丁に惹かれて買った。たぶん著者の伝えたかったこととは違うところでいろいろ収穫有り。ラジオ(無線)誕生時の姿はインターネットそっくりだったこと、メディアはドームであること、メディアと宗教、今の新聞の仕組みができあがるまで、メディアリテラシーとは何か、そういうことをいろいろ学べた。

好き嫌いで人事
好き嫌いで人事
松井 道夫 (著)

-C to B to C-

タイトルのインパクトに負けて買う。人事制度の話ではあるが、その制度ができるまでのバックエンドが中心(その方がためになり、おもしろい)。

進化する日本的経営
進化する日本的経営
全員リーダーの時代へ
吉村 久夫 (著)

-トヨタは「環境のトヨタ」によって、
 自動車の販売台数を単に増やしたいと願っているわけではないという。
  同社が願っているのは、「尊敬される企業になりたい」(張社長)ということである。-

日本的経営とはどういったものか、それはなぜこれまで成り立ち、また今成り立たなくなったのか。そしてこれからの姿は、といった流れ。昔は君主であったが今は民主であり、衆愚政治・大衆迎合であり、民衆にこそ帝王学が必要という所から、全員参加型経営、全員リーダー経営につなげる流れは面白かった。

今度の時は私の内閣ではないから分かりませんという人が君主になる時代、民主がしっかりしないといけないよねと。

最近つくづく自分の学のなさ(学歴のなさじゃないよ(汗)を痛感する日々。ちゃんとがんばろう…。

モテ・非モテ診断

2005/02/13(Sun) Analyze

コンサル会社の人の暴走ブログより。

リアルモテ・非モテ結果[E]

モテ非モテ分布図
貴方は心・技・体?三位一体「究極のモテ系 モテ君」です。

貴方はこんな人(系統) モテ系(高)
あなたはずばりモテるタイプ、そのものです。あなたの周りには男性、女性問わず常に人か取り巻いており、また、その人たちともうまくコミュニケーションを取っています。

仕事などでも段取りよくこなし、何事にも責任をもって取り組む為、上司からの人望も厚いようです。また女性から見た際の男の色気にも富んでいると言えます。

男らしさを誇りにもち、嫌味のない「自信」をもって行動していることでしょう。自然とその振る舞いができるあなたは男性から見ても女性から見てもとても魅力的です。

でも実際はこんな人(本質) モテ君(高)
この結果を出したあなた、非モテ向上委員会としてあなたの未来を心配する必要はありません。

相手が今何を考えているか瞬時に察し行動に移せるあなたは、心理的なバランス感覚も良く、適切な対応ができる人です。

今までどおりモテモテでいてください。ただ、この結果を出したにもかかわらず、彼女がいないとお嘆きの方へ。きっとあなたはあまりにも「モテすぎる」印象を与えるため、ハードルの高さを感じて女性もアタックしにくいのかも。

もしくはあなたほどの人だからパートナーはいるはずと思い込んで引いている可能性も大。たまにはちょっと弱みなど素の部分を出してみては?ちょっとした「すき」を作ってあげること。これも思いやりのうちですよ。

ハズレだな(謎)。

Flickr

2005/01/10(Mon) IT

Flickrのスクリーンショット

Flickr
-Photo Sharing-

オンラインの写真管理・共有サービス。かれこれ4年くらい撮りためた写真が3,500枚(1.6GB)にもなっていて、古い写真を素早く探したり、簡単に他の人に見せるツールがないかと思っていたところで、「Going My Way」さんの紹介記事を読んで登録してみた。

いわごろの写真

携帯で撮った写真は専用のメールアドレスに送れば、デジカメで撮った写真は専用のアップロードツールを使えば簡単にアップロードできる。無料会員は月10MBまでと少ししかアップできないけど、有料会員(一年毎に$41.77)だと月1GBまでアップでき、アップする総容量に制限はないのがうれしい。

アップした写真はいろんな形で管理・共有する事ができる。「Set」というアルバムみたいなものに登録すれば、自動的にスライドショーも作ってくれるので、知り合いにそのアドレスを送ればみんなで見ることが出来る。ひとつひとつの写真にはコメントを書くことも出来る。アップする時に「インターネットに公開」「友達だけに公開」「家族だけに公開」と選べるので、プライベートなものもアップできる。
例:屋久島に行った時の写真セットそのスライドショー

もうひとつ「Tag」という機能もおもしろい。たとえば前述の屋久島に行った時の写真に「nature」というタグを付ける。するとセットをまたいで「自分が撮った自然の写真」が見れるし、「他のFlickrユーザーが撮った自然の写真」も見ることが出来る。ペットの写真をアップすれば、他のペットの写真をアップしているユーザーを見つけコミュニケーションを楽しめる。(チャットも出来るらしい。)

その他クリエイティブコモンズに対応していたり、閲覧された回数で写真をソートできたり、自分のブログに写真を表示するといったことも(Badge機能)。del.icio.usもそうだけど、メタ情報をひとつひとつ登録するのはかなりめんどくさいけど、付け終わった時に今までになかった見え方とか繋がりとか、めんどくさい以上のベネフィットが有れば結構おもしろい。

blogとblogのあいだ

2004/06/13(Sun) Clip

Blogでつながる恋愛話 – CNET JAPAN 「デジタルキャンパスに見る近未来のコミュニケーション」

僕には以前からRSSリーダーに登録して読んでいるお気に入りのBlogが2つあった。書いているのはおそらく自分とは面識のないSFC関係者。ある日、その2つのBlogに「別れた」というエントリが入っていた。偶然の一致か、それともこのBlogを書いている2人は付き合っていたのか、そんな疑問を僕は持った。

その後数日間、別れに対する思いの丈がつづられていく。その様子がRSSリーダーに日々入ってくるのだ。やはり2人は付き合っていたのだと確信したし、まるで登場人物の両側の視点を別々に描いている恋愛小説を読んでいるかのような、少し不思議な感覚であった。

ちょっと前の記事ですが心にとまったので。こういうの見ると、価値があるのはツールじゃなくてコンテンツだと改めて思ったりします。つきなみですが。

全国一位になって、分かった事。

2003/09/30(Tue) *Pickup, Diary

サイト

自分達の作ったサイトが、特定のカテゴリの中での一定の評価基準において、「全国一位」という評価を頂く。お客さんをはじめ、それが出来上がるまでに関わった多くの人たちの成果の一つだと思う。自分は初めてディレクションという立場で関わったこともあって、力不足な所が多かったが、その分技術的にも精神的にも多くのことを学べた。

もちろん、サイトを作った目的は賞を頂くことじゃなくて、お客さんとその受益者の間のコミュニケーションを成立させ、受益者にきちんとしたベネフィットを返してあげること。当たり前のことを、当たり前にしてあげること。ただ、賞をもらうことで全協力者のモチベーションが上がり、いい効果は生まれると思っていたし、がんばるための分かりやすい基準だと思ってた。

他のスタッフは分からないけど、実際そういう評価をして頂くと、うれしさより不安がものすごくこみ上げてくる。こんなのでいいの?裏側けっこうはちゃめちゃだよとか、やらないと行けないけどやれていないことが沢山あるのにとか、このノウハウを組織全体に伝えられているのか?とか…。ほんとにこれが全国一位でいいの?と。

高い評価を与えるということは、「いい物が出来た」と思っている制作者に、不安を与える事なのではないかと思う。もちろん、自信にもなる。でも、自信は堕落につながり、不安は成長につながると思ってる。