Posts Tagged ‘コミュニケーション’

理解するプロセス

2003/09/26(Fri) Clip

shinzo’s workshop Comment- altba | shinzo | shinzlog

いつも言っているように、コミュニケーションデザインというのは、複雑な状態のものを分類整理して、コンテキストをつけていくことが基礎になります。その文脈の作り方は、あるレベルまでは基本があって、その上に個々のデザイナーの感覚を乗せられる応用部分があります。そのへんが皆に見えてくるまでは基礎編を続けようと思ってます。

(中略)

高いレベルかどうかは別にして本当のノウハウは、プレッシャーのある状況、つまりプロジェクトの中でしか教えられないし覚えられないんですよね。でも、その時に、理解と考察に至るに必要な基礎だけは事前に教えることはできるんです。まぁそういう視点さえ持てれば誰でもどこにいても色々と学びようがあると思います。

何かを理解する時は、本とかでケーススタディのようなものやノウハウを知識として得てとりあえず「ふむふむ」という感じになって、実際仕事とかでそれをやる機会に遭遇して自分がやってみて、「なーるほど」と体得し、自分自身の知恵になるという段階を踏む事が多い。

山本五十六じゃないけど、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」を自分自身に対してやっているようなかんじ。

サイトを作る事が目的

2003/09/23(Tue) Clip

works, today 0922/03 – altba | shinzo | shinzlog

19時。Web Creators誌のムック本のために、とのことでインタビューを受ける。最近、同様の趣旨の本が大流行のようだ。インタビュア曰く「この本のために沢山の制作会社からお話を聞いてきましたが、情報設計が重要ですという会社は多いのですが、信蔵さんの言うように、その上のコミュニケーションを目的とした上で、ウェブがあり、情報設計がありデザインがある、という会社はありませんでした。」とのこと。まだまだウェブサイトを作ることを目的にしている会社は多いようだ。

一概には言えませんが、Webにかける予算が小さいサイトではそういうパターンが多く、Webにかける予算が大きい案件ほどそれだけで済まなくなっているので、少しづつ二層化されているのかなと思います。

たしか17才くらいの時に信蔵さんに「自分の作ったサイトのデザイン見てください」なんて無謀なメールを出して、デザインのデの字もないサイトに対して、文字数は少ないけど、丁寧に書いてくれていたのが印象的でした。こんな人と仕事が出来たらいいなと。今は、自分のレベルを自覚し、目標大きな目標と目の前の大事な目標を比較しながら精進の日々。

信蔵さんと、フジテレビの木村太郎さんから返ってきたメールだけは大事にとっておこうと思ってたのに、今は無きNECのPC9821君が昇天し綺麗に消えてしまいました。

googleのマネジメント手法

2003/09/07(Sun) Clip

細かいルールを決めたマネジメントの方が実は誰でも出来て、こういったシンプルな手法こそスタッフ一人一人の力量が高くないと難しい。シンプルだから誰でも出来るのではなく、その逆ではないかと思うのです。

天才社員が支えるGoogleのマネジメント手法 – CNET Japan:梅田望夫・英語で読むITトレンド

つまり、抜群に優秀な連中を集めて、創造的な環境を用意すればいいというのが基本姿勢。そしてそこから先のプロセスを自分たちは持っているという意味で、「we use process that works」と書かれている。そしてそのプロセスの7要素は、

  • Ideas come from everywhere
  • Design for users
  • Compile, discuss, prioritize
  • small teams are fast and agile
  • communication is key
  • tools that organize
  • test, experiment, iterate

であるそうだ。アイデアはとにかくいたるところからかき集め、ユーザ視点を重視し、アイデアを集めて議論し優先順位付けし、小さい組織ユニットで迅速に動く。その際に重要なのはコミュニケーションだが、そのためにはツールを駆使する。テスト、実験を繰り返す。この7つのプロセスの詳細は面白いので、ぜひ原文に当たってみてください。

そして、このプロセスの核になるのが、小さい組織ユニットというわけだ。「design, code, test, launch plan, launch in one team」と書かれているから、機能設計、プログラム開発からそのローンチまですべてその平均3人のチームでやってしまうのだろう。

そして総括として、Craigはこう言ったらしい。
「What makes this process work: hiring and technology.」
このプロセスをワークさせるのは「HiringとTechnologyだ」という言い切り方が面白い。