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MacBook Airに入れたオススメOS X アプリケーションソフト

2008/04/07(Mon) *Pickup, Mac

Apple Store(Japan)

MacBook Airの環境が整ってきたので、自分メモもかねて使っているアプリケーションソフトのまとめ。他にもオススメなソフトがあったら教えてください。

■インターネット
Adium
Google Talk、MSN、Yahoo! Japanなど、複数メッセンジャーをこのソフトだけで使える。

Cyberduck
FTPソフト。あんまり使ってないけど一応いれとく。

dolipo
巷で話題のブラウジング高速化プロキシ。早くなってるのかよくわかんないけど、おまじない的に。

Firefox
SafariもOSネイティブでいいんだけど、機能拡張が充実しているのでやっぱりこっち。ちなみに今使っているFirefox 3 BetaからOS Xネイティブなので、さらに使いやすい。なんとなく、Win版より安定している気がする。

Flickr Uploadr
Flickrに画像をアップするソフト。最近写真を撮ってないので、あんまり使ってないけど。

Thunderbird
メールソフト。GmailにIMAPで接続して、ローカルにダウンロードしてバックアップ用に。Firefoxには劣るけれど、機能拡張がぼちぼち出そろってる。

Twitterrific
twitterの発言をデスクトップに表示してくれる。この手のソフトはほかにもあるけど、アイコンの小鳥さんがかわいいので愛用。

■ユーティリティ
AppCleaner
アプリを削除するアプリ。Macのアンインストールは基本的にアプリ本体のファイルを削除するだけでいいんだけれど、設定ファイルとかキャッシュは残ってしまう。このソフトはそれも含めて削除してくれる。

Carbon Copy Cloner
ハードディスクの中身を丸ごとコピーしてくれるバックアップソフト。Leopardは標準でTimeMachineというバックアップソフトがあるけれど、そのバックアップデータからOSを起動することは出来ない。これなら丸ごとコピーされるので、バックアップデータからのOS起動が出来る。いじって壊してしまったときのために、CCCでのバックアップは、あえてある程度感覚を空けてとるようにし、トラブルがあったときはまずCCCのバックアップを丸ごとコピーし、差分をTimeMachineからとってくる形で運用中。

Diskwarrior
ディレクトリエラーを修復してくれるソフト。早速お世話になりました(汗。Mac OS Xってディスクまわりがデリケートな気がする。

JDiskReport
ハードディスク内の各ディレクトリがどれだけ容量を占有しているかグラフ化してくれるソフト。システム全体を常に可能な限りコンパクトにしておくと、バックアップ処理の時間や容量の節約になって、気持ちもすっきり。

The Unarchiver
たいていの形式を解凍出来るソフト。

MuteCon
Mac OS X起動時の「ジャーン」っていう音を消してくれるソフト。

Quicksilver
多機能ランチャーソフト。いろんな機能があるみたいだけど、今のところランチャーとしてしか使ってない。

SMARTReporter
メニューバーに常駐して、ハードディスクのエラーを検知してくれるソフト。備えあれば憂いなし。

iStat menus
メニューバーにCPUやメモリの使用率を表示してくれるソフトなのですが、時計に日付や曜日も表示してくれる機能がついており、そっちメインで使用。

Secrets
Mac OS Xのいろんなところをカスタマイズするソフト。Winでいう窓の手みたいなもの。

SimpleDock
Dockの外観をシンプルにしてくれるソフト。Dockは左上に表示しているのですが、2D Dockにしたときに出る外側の白枠とかを消してくれる。

■エディタ・オフィス系
Jedit
テキストエディタ。前はmiを使ってたんだけど、今回いろいろ比較して一番扱いやすいので有料版購入しました。

iWork(Keynote,Numbers,Page)
KeynoteとNumbersが使いたくて購入。NumbersはExcelとはちがう癖があるけど、個人的に使う分には十分。でも仕事では使えなそう。

ATOK
日本語入力ソフト。常に使うからこそいいものを。

■動画・音楽
HandBrake
DVDをMPEGとかに変換できるソフト。

MacTheRipper
DVDをリッピングするソフト。

VLC
メディアプレーヤー。ほとんどの形式に対応していて、プレイリスト機能もあり、結構軽い。

とりあえずこんなところです。

MacBook Airが届いた。

2008/03/05(Wed) *Pickup, IT, Mac

Apple Store(Japan)

きましたよ。MacBook Air。いろいろ感想など。

■ハード面
みんな薄い薄いと言ってるけれど、DynaBook SS くらいの薄さで、正直そんなにインパクトなかった。「Macにしては」薄いというのが正しい。それよりも、でかい。幅と奥行きがかなりあって、キーボードもでかい。キーボードがコンパクトな方が指の移動が少なくて好きなのだけど。キーストロークはいい感じだけど、もうちょっと堅くてもいいなと思う。やっぱThinkPadのキーボードってすばらしいなと再認識。

新しいトラックパッドは、懸念していたキーを打っているときに誤作動してしまうことはなくて安心したのだけど、反応が少し鈍い。クリックしてからOSがリアクションを返すまでに少し間が空く。AC電源は結構小さくて◎。どこかで誰かが書いていたけれど、家族がいていろいろ遊びに行く人にはステップワゴン的(?)なMacBook等を買った方がいいけれど、独り身で自由に暮らせる身だからこそ買えるオープンツーシーターのS2000的なのがAirという感じ。

万人向けではない=持っている人が少ない=所有欲アップ(謎)

■ソフト面
10.2(Jaguar)以来のOS X。全体的にかなり使いやすく、美しくなってる。Airは薄型のWinマシンに比べると特別優れたマシンとは思えないけれど(今Winを買うならやっぱりVAIO-Tかなぁ)、やっぱりこのOSがこのコンパクトさで使えるというのは心地いい。メールもRSSもブックマークもウェブベースなので、環境移行もiTunesの音楽とiPhoto用の画像をコピーするだけで完了。ブラウザもFirefoxのGoogle Browser Syncでパスワードから何から同期されるので、すぐ使えた。アプリとしてはSafariの方が使いやすいけど、こういう面ではFFの方に利がある。いろいろアプリ探して、たいていフリーで満足できる環境は整ったんだけど、ATOKとJeditだけ買った。

iTunesで音楽を聴きながら、TimeMachineでバックアップしつつ、Firefoxでタブを20くらい開いて、ときどきFLV形式の動画を再生している分には十分ストレスなく使える。特にlivedoor Readerでピン機能を使って20サイトを一度に開くという動作が、VAIOの時に比べて格段に速くて素敵。ちなみに、Leopardからの新機能でSpotlightからローカル内蔵の国語辞書やネットにリクエストを投げてWikipediaが検索できるようになっていて、地味に便利。

■個人的な環境
当初VAIOに500GB HDDを外付けして、WiFi経由でAirからアクセスしようと思っていた。が、TimeMachineを使うためにはファイルシステムのフォーマットを「MacOS 拡張」にする必要があって、そうするとVAIOにUSB接続すると認識しない。しかたないので、VAIO本体の中身を軽くして大きなデータを移してWiFiアクセスし、外付けHDDはairにUSB接続してTimeMachine用に使うことにした。TimeCapsule買えばいいのはわかるんだけど、ちょっと。。。

ま、おおむねいいマシンです。

PC移行メモ

2007/10/23(Tue) IT

自分のPCを移行するときのメモメモ。

■データ
・Becky!をフォルダごと。
・ATOKの設定と辞書データを書き出しで。
・FirefoxをDocuments and Settings以下まるごと。

■アプリ
FireFox
Acrobat Reader
QuickTime
iTunes

GTalk
YMessenger
MSNMessenger

TeraPad

ATOK
窓の手
ぴたすちお
CraftLaunch
TClock
マウ筋
Mixi Station
Lhaplus
ロジテックマウス

仕事PCには意外と余計なものを入れていないことに気づく。

ありえない

2007/09/04(Tue) IT

RSSがすべて「取得できません」というデータを「取得」

この会社はたまにあり得ない事をする。なんというか、ネットの世界には言葉には出来ない空気感があると思うのですが、その空気が全く読めていない事をする事が時々ある。「ネット」を「営業の商材のひとつ」と捉えている人もたまにいて、それを僕は否定しないけれど、僕はその考えでは仕事をしていないししたくないし、その考えを持っている人からmixiやGoogleのようなサービスはいつまで経っても生まれない事はたしか。たぶんそういう人は僕が何でありえないと言っているのか理解できないと思う。

ただ、ネットの空間をお金に換える力はもの凄くて、それはとても大切な事だ。その力は僕にはない。でもそれは必要条件であって十分条件ではない。この会社はとてもいい会社で、この会社で働けて良かったと思っているけれど、この点だけどうしたものだろうか。

アメブロ、ブロガーみんなで考える「Blog Action Day」を開催

ブログサービス「アメーバブログ(アメブロ)」でオンラインイベント「Blog Action Day」を開催。大盛況のうちに終了したことを明らかにした。Blog Action Dayは「参加ブロガー全員が同時に同じテーマのエントリを投稿する」ことで世間に特定の問題について関心をもってもらおう─とアピールするイベント。

Blog Action Dayがはじまったのは4日午後7時。アメブロは多くのタレントの公式ブログを抱えていることで有名だが、ほとんどの利用者がこの企画に賛同。みな一斉に「只今RSS取得が行えません」というエントリを投稿し、アクセスした人に驚きを呼んでいた。とつぜんすべてのRSSが取得できなくなった状態を疑似体験してもらうことで、自分たちがどんなにRSSに病的に依存しているかを気づいてもらおうという試みだ。効果はあったもようで、閲覧者からは「RSSに依存した“RSS脳”になると、イザというときどんなに危険かがわかった」「RSSは仕事に集中できない原因だしもう使うのはやめようと思った」などという声が聞かれた。

そういう事だったのか。。。

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グーグル・アマゾン化する社会

2006/11/21(Tue) Book

グーグル・アマゾン化する社会 表紙
グーグル・アマゾン化する社会
森 健 (著)

インターネットにより多様化、個人化、フラット化した世界で、なぜグーグル・アマゾンのような一つのサービスの市場独占や、自民党による圧勝やアメリカによる911からイラクに至る流れ(=民意の一極集中)が起きるのか。最終的にはGoogleやネット賛美の世論に対し、一人一人がメディアリテラシーを持ち、一極集中的な思考を回避し、多様性を認識しつつ、主体性ある思考を貫くことの重要性を訴えている。それこそが群衆の叡智であると。

複雑化・多様化したネット社会でなぜ一極集中が起きるのか?ある一つの主張されている意見に対して、否定・対抗する論理立てをしてコメントを書くことと、それに賛同するコメントを書くこととでは、明らかに後者がたやすい。故に、一つの意見に対して賛同意見が集まりやすく、それはもちろんネガティブな意見に対してでもそれに賛同する意見が集まりやすい。そして、パーソナライズされたネットの世界や検索結果が、自分が見た物と同じような意見を集めてくることで、それらの意見を世間の大多数の意見と感じ、無意識のうちに影響を受け、賛同してしまい、結果として複雑化した情報はハブとスポークで一極集中してしまいやすい。というような主張。たしかに全てではないけれど、気付かないうちにそういうケースは増えているように思う。

僕は、情報の得られる範囲が制限されてしまうという懸念で、マイページとか、情報フィルタリングは使わない。興味がある情報にチェックしてください、というマイページやメールマガジンでは全チェックボックスをオンにするし、情報が絞られる(=排除される)系のマイページは使わない。ようにしてたのだけど無意識にGoogle パーソナライズは使ってた。:-(

フリースケールネットワークの中で魅力的なハブとなり、その中で自らの主張という種をまくことで、雪だるま式にその種が開花していく。複雑化した社会は結果として単一化されているのではないかというこの主張は、メディア運営側としてはマーケティング上見逃すことが出来ないが、ユーザとしては一段と緊張感を持ってネットと接しなければいけない諸刃。

ダリ回顧展

2006/10/29(Sun) *Pickup, Exhibition

ダリ回顧展

ダリ回顧展

ダリの絵を最初に見たのは、新潟で某氏がある日ぽんと持ってきた小さな冊子で、その冊子はダリの絵がいっぱい載っている物でした。それまでにもちらっと見たことはあったけど、きちんと見たのは初めてで、ひどく感動しました。特に有名な時計が曲がっている絵(記憶の固執の崩壊)に。

そんなこともあって、期待に胸をふくらませて大混雑と噂の上野へ。僕が行ったときは11時くらいでしたが、30分待ち。でも実際はそれほど待たなかった気がする。でも、どんどん人を入れていたせいで、中はとても絵をゆっくり見ていられる環境じゃなかった…。すぐに全部見るのはあきらめて、ピンポイントで見ていくことにした。(できたら平日にもう一回ゆっくり行きたい…)

記憶の固執の崩壊
記憶の固執の崩壊

「記憶の固執の崩壊」は、思っていたより小さな絵だった。A4くらいのサイズだったと思う。でも、そんなにちいさくても、その絵から伝わってくる平衡感覚やいろんな前提条件をリセットされてしまう不思議な雰囲気のせいで、とても大きな絵に感じた。いくつかの有名なダリの絵(「ビキニの3つのスフィンクス」とか)が見あたらないなぁと思っていたら、それらは諸橋近代美術館に収蔵されていて、今回その美術館はこの回顧展に参加していないからだと思われる(違っていたらごめんなさい。)

世界協会会議
世界教会会議

今回初めて見た絵の中では、「地質学的循環」や「世界教会会議」といった絵が印象的だった。キリスト教が世界に広く普及した背景には、その世界観や宗教画の、美術としての美しさみたいなものがかなり影響していたんじゃないかなぁと思った。なにか、人が根本源的に求めている物が描かれているような気がした。そして、その世界の中に自身をさらっと(じゃないかもしれないけど)描いてしまうことで、ダリがいろんな事を僕らに提示しているのではないかと感じた。

ダリ (アート・ライブラリー 表紙
ダリ (アート・ライブラリー)

検索エンジン戦争

2006/05/03(Wed) Book

検索エンジン戦争 表紙
検索エンジン戦争
ジェフ・ルート (著), 佐々木 俊尚 (著)

翻訳物にたまにある変な口語体で、同じ内容が何回も繰り返され、なおかつ注釈がいっぱいという僕が一番読みにくいタイプの本だった。初版が2005年の8月なので、扱われている情報も2005年第一四半期くらいまでで、ちょっと読み遅れた感はあるものの、日々追っていた検索まわりのストーリーを俯瞰して見る事が出来、今自分が関わっている広告についてもまた少し理解が深まった気がする。

本の中では、検索結果の質や広告の量などについて、GoogleのIPOと絡めて資本主義によってユーザの利益が損なわれていってしまうのではないかというくだりが出てくる。でも僕はそうは思わなくて、OSでMSが天下を取った後にLinuxが出てきたように、バランスが崩れると総体としてバランスを取るような動きになってくると思っているし、バランスが崩れる危険性があった方が結果的にバランスが取れるのではないかと考えてます。特にユーザの行動がその提供者の行動に強く影響するネットならばよりそれは強く表れると思う。

ウェブ進化論

2006/03/12(Sun) Book

ウェブ進化論 表紙
ウェブ進化論
本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫 (著)

-短期的には効率が悪い生き方かもしれないが、
  何か新しいことを創造してくれるかもしれないと予感させる何かを持っていた。-

今週仕事で今後のサービスについてまとまって考える予定があるので、なるべくその直前に読もうととっておいた「ウェブ進化論」を読んだ。事前に書評などは読まず、読後の今も他の人の感想は読んでいないピュアな状態でいろいろ思った事を書きつづっておこうと思う。

読み終わってまず思ったのは、この本は「今」この瞬間に読むのが一番おもしろい。本だから現実のネットと多少のタイムラグはあるものの、それを上回るまとめがされているが、たぶん半年もすれば今のネットのまとめとはずれてしまうんだろうなと思った。そして1年か5年か次のGoogleが現れた時かは分からないけど、そのときに読むとまた学べるんだろうな。

そして、読んでいる間中ポコポコぽこぽこいろんなサービスのアイデアが出まくった。なんというか「はぐれメタル」を倒した時みたいに、2?3レベル一気にあがった感じで、レベルアップの音(タラララタッタッターン♪)が鳴り響いていた。その分まだ体で理解できてないところも多いので、もう数回読み返したい。

…とここまで書いて実際に付箋を付けた箇所を読み返してみた。ちなみにこの本には30コ一束の付箋を5束使った=150コで、本が約250ページだからほどんど全部のページに付箋を付けまくっていた。で、今まとめようと思ってもまとまらないので、1章ごとに1エントリにして感想をまとめようと思う。とりあえず読み終わって思ったのは、「今」読む事で、今のネットとこれまでの梅田さんの智を掛け合わせたもっともおいしい知恵をいっぱい味わえて、タラララタッタッターン♪とレベルが数段上がった気がするという事でした。(それだけたくさんの経験値を得られたってこと)

梅田望夫さんのブログ

無意識の中の意識 – ITベンチャーを知る4冊

2006/02/13(Mon) Book

ブログを再開した手始めに最近読んだ本の感想でも書こうかと思って、直近の4冊をあつめたら、あらと気づいた。すべてITベンチャーの本なのだ。買った時期はバラバラ、中には1年前に買った本もある。読んでるときは全然意識してなかったんだけど、不思議と繋がっちゃうのですね。以下読んだ順。

起業ってこうなんだ!どっとこむ 表紙
起業ってこうなんだ!どっとこむ
藤田 晋 (著), 米倉 誠一郎 (著)

-FLOSS
 とにかく失敗しろ、異質な視点で考えろ、
   現場に出よ、いい加減になれ、バカになれ-

お約束ですね。藤田さんの本の中では一番学ぶところが多い本だと思う。サイバーエージェントの事業紹介の部分もかなりあるけど、仕事の事、組織の事、上場の事、そもそもの経済の事など体系だって流れるように学べる。この後の本を読んでその思いは強くなったのだけど、サイバーエージェントは楽天やソフトバンク、ライブドアなど財閥的発展をしている企業とは路線が違う。かといって、はてなやGoogleのような技術的発展をしている起業とも違う。どれが残り成功するのかは分からないけれど、みんな自分の道に自信を持ち集中して走っている。

大企業では小さいビジネスがしにくい、自社の株を村上ファンドに売ったソフトブレーン、短期の利益を考えながらも長期の利益を出す、理想と現実のギャップを埋めるのが経営、教育はアウトプット型がいい、といった事が強く印象に残った。

幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 表紙
幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来
児玉 博 (著)

-好調な決算を背景に「後は孫社長の体調だけが心配」との声もあった。
  これに対して孫社長は「前髪は危機的状況だが、健康状態は至って健康。
   表面的にはワンマンのように映るかもしれないが、実際は組織で動いている。(以下略)-

脚色されているとは分かりつつも、今の飄々とした童顔の孫さんからは微塵も感じられない、もの凄くもの凄く濃い生き方に一緒に流され一気に読んだ。在日三世として今メディアには多くを語らない幼少期、事業の立ち上げ、孫さんが描いた夢を次々と形にしそして必ず去っていくブレーンたち、タイムマシーンと時価総額経営、病。そして夢を描いてくれるはずの実務者の自殺など。

読みながら思った。出てくる企業名や事業内容は時代を感じるけれど、やっている事は今の楽天やライブドアがやっている事と同じ。もっと言えば、10年20年前に孫さんが体当たりで四苦八苦しながらやってきた事を、時流も手伝ってスマートにやっているのが楽天やライブドア。M&Aは時間と顧客を買えるという言葉が、印象的だった。

折しも今日、ソフトバンクはEBITDAベースでの過去最高益を発表した。冒頭の言葉はその発表での言葉だけど、そこに至る過程を知れるこの本はぜひぜひ読んで欲しい。おすすめ。

楽天の研究 表紙
楽天の研究―なぜ彼らは勝ち続けるのか
山口 敦雄 (著)

楽天をネットビジネス期とファイナンス期に分け、各取締役のインタビューで楽天の様々な顔を照らし出し、全体像に迫ろうとする本。全体的にネットのインタビューや一般に知られている事が多く、あまり深く掘り下げられていないのが残念。

ライブドア資本論 表紙
ライブドア資本論
佐々木 俊尚 (著)

-巨大な放送業界と堀江貴文。
  それはたとえて言えば、恐竜と小型ほ乳類みたいなものである。
   恐竜はいずれ滅びる事を運命づけられているとはいえ、
    未だに栄光の大恐竜時代の最後の残滓を謳歌している。(中略)
     「おまえらはもうすぐ滅びるんだぞ!」「いずれは俺たちの天下になるんだぞ」
      とかみついたとしても、恐竜の方は何の痛痒も感じていない。
       「うるせぇなぁ」と小型ほ乳類を後ろ足で引っかけ、遠くに投げ飛ばしてしまうだけなのだ。-

堀江さんの登場は日本社会の歴史的必然であり、日本経済が迷走の末に産み落とした赤子であるととらえ、その背景を紐解く事で彼を解き明かそうという本。ライブドアとフジテレビの戦いを軸に書かれている。MSCBの仕組みがやっと分かった。まだ人に説明できないけど。

一番興味深かったのは、戦前の地方財閥からの直接金融⇒戦中の政府が生産をコントロールするための政府→銀行→企業の間接金融⇒戦後の財閥解体や証券不況による買収危機などから官僚主導での株持ち合いや間接金融となり、現在に至る流れ。そして金融ビッグバンがあり新興企業が生まれる現在に至っている流れ。全ては偶然にも必然にも見え、その中で生きていることをとても不思議に思う。日本人は元々協調性がないのではないかという解釈も、自分の中では新しい発見だった。

そして話は堀江さんに迫り、堀江さんを是とするか非とするかは、日本がこれまでやってきた事への踏み絵であると解く。

今となっては全ての内容が今のライブドアに繋がるように見えてしまうけれど、僕は堀江さんがやってきた事がまっとうなことではなかったことが残念でならない。誰かが書いていたけれど、世界一の記録を出したアスリートがドーピングだったときのような感覚。

ちなみに僕はなるほど、とかへぇとか感動したところには付箋を貼るのですが、この4冊で一番付箋を貼ったのはライブドア、逆に一番少なかったのは楽天でした。この無意識の結果の中にも、何かの意識が働いてるのかも、しれない。

※尚、全部個人的な、意見です。

PodCastのススメ

2005/10/10(Mon) IT

ブームなのか何なのかよく分からないPodCastですが、いわごろのおすすめセレクションです。iPodなくてもPCで聴きながら作業してるだけでも楽しめます。

以下順不同。

DOGCAST
何人かが日替わりで。ITガジェットの話がある「ポチねのケセラセラ」と「犬小屋トーク」、全員で話す「DOGCAST Meeting」がおもろい。

e-STATION SHUFFLE! TASK BAR [Radio発]
J-Waveの番組から。プロの話し手さんの話はやっぱりおもろい。

Going My Way RADIO [Blog発]
ご存じGoing My Wayさんのラジオ版。面白い記事を書く人はしゃべってもおもろい。

Inflame Casting [Blog発]
こちらもCOULDの方のPodCast。WebDesign全般。

Modern Syntax Radio Show [Blog発]
こちらもブロガーのモダシンさん。

XCOOL
なんかわからんけどGoogle日本の社長とかハイパーメディアクリエイターの高城剛さんとか通な人が出てくるインタビュー番組。

テレビ番組を斬る!
ふつうにおもろい。テレビ見ながらしゃべってる感じ。

モモ&YOU☆の声日記
おねーちゃんがふたりでわいわい。

今夜の一冊(湘南BeachFM PodCasting) [Radio発]
毎週1冊本を朗読。いがいとおもろい。

大竹まこと 少年ラジオ 明日にかけるハナシ [Radio発]
大竹まことおもろい。

日経ブロードバンドニュース
様子見中。