東京タワー

東京タワー
~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー (著)
-オトンの人生は大きく見えるけど、
オカンの人生は18のボクから見ても、小さく見えてしまう。
それは、ボクに自分の人生を切り分けてくれたからなのだ。-
後半は、涙で目が霞んでもう読み進めなくなってしまった。ぼろぼろぼろぼろぼろぼろぼろぼろと、涙が止まらなくなってしまった。本を読んだだけでこれだけ泣いている自分は、自分にその時が来たら大丈夫なんだろうかとさえ思った。
東京にいろいろものを送ってくる母親や、「なんでも鑑定団」が好きな父親、ウサギを飼っていることが自分の環境と似ていたのでより共感してしまったのかもしれないけど、自分の人生を切り分けて子を育ててきたリリー・フランキーのお母さんと、当たり前のようにそれを受け、ぞんざいにしてきたリリーフランキー。
その関係を読み進めるうち、自分と自分のお母さん(とお父さん)の関係もオーバーラップしてまた涙が止まらなくなってしまった。自分にもそのときが来るなんて事は想像もつかないし、急に明日から何かが出来るわけではないんだけど…。たくさん流れ落ちた涙のうちの一粒が、手に当たった。その涙はすごく、あたたかかった。

