代理出産
タレントの向井亜紀さん(41)と元プロレスラーの高田延彦さん(44)夫妻が米国人女性の代理出産でもうけた双子(2)の出生届が受理されなかった問題で、東京都品川区は10日、同区に受理するよう命じた先月29日の東京高裁決定を不服として、許可抗告を申し立てた。向井さんと高田さんは同日夜に記者会見し「子供の幸せを考えられる判断を最高裁でしてほしい」と訴えた。
受理すべきだと思う。しかし抗告してきちんと議論を尽くすべきだと思う。東京高裁の「子の福祉を優先」という言葉に全て集約されると思う。親が強く生み育てたいと健全な気持ちで願うならば、子はどんな姿やプロセスで生まれても幸せであると思う。親の生きて欲しいという気持ちは、子の生きたいという気持をつくる種になっていると思う。
健全な意図を持たない代理出産を認めないような法的精査は必要で、そのフォーマットを作るための最高裁での審議であって欲しい。それはとても難しいことであると思うけれど、倫理より先に実践してしまったテクノロジーに対して大きな倫理の舵をとれるのは司法しかないという希望もある。生まれてしまったテクノロジーを、なかったことには出来ない。どう折り合いをつけるかのみだと思う。
「母性とは、親子とは何か考えて」 代理出産の向井夫妻 – 朝日新聞
向井さんは会見中、終始穏やかな表情。国内では公表しないままに代理出産が行われる例が多いことをふまえ「代理出産をあえてオープンにした場合に、日本の司法がどう答えてくれるかが知りたくて、裁判を起こした。最高裁で話し合われるのもいい勉強になると思っている」と話した。
「母体を生殖の道具として使う行為」などとする懸念については「お金のためではなく、本当にボランティア精神からおなかを貸してくれる人もいる」と強調した。
夫の高田延彦さんは最高裁の決定に向け「何が何でも(向井さんを)母親にしてくれという気持ちはさらさらない。子どもたちが成長した時に、きちんと説明できるような議論をして、子どもが幸せになれる結果を望むばかりだ」と話した。
代理出産出生届:初当選の品川区長が最高裁に抗告の意向 – 毎日新聞
浜野氏は同区内の選挙事務所で同日夜、「全国で統一的な考えがまとまっていない時点で判断するのは難しい。司法の最終判断が必要だと思う。法務省と十分調整したい」と述べた。区は、法令解釈上の重要な問題が含まれる場合に許される「許可抗告」をする見通し。
代理出産で品川区が許可抗告、「頑張る」と向井さん – 読売新聞
品川区には同日午後、電話などで約40件の意見が寄せられた。「子どものために出生届を受理すべきだ」「国の言いなりではなく、区が独自に判断できないのか」など、大半が抗告に批判的だったという。浜野健区長は「子どもを持ちたいという向井さんの思いには胸を打たれるが、高裁の判断が世間一般の合意を得ているかと考えると、もう一歩進んで、司法の場で議論すべきだと思う」と述べた。
会見で向井さんは「米国人の女性の身体を道具にしたつもりはない。(高裁決定は)女性への恩返しにもなる。双子の子供たちには、どういういきさつであなたたちが生きているのか?を説明できる保護者、親になりたい」と強調。その上で「(高裁決定後)次のステップに進むだろうとは何となく感じていた。がんばろうという感じ」と述べ、行方を見守っていく考えを示した。





