2003/08/18(Mon) Diary

傘立て

夜がふけるほどに、雨音が強くなり続けた。その音で夜中何度も目が覚めるが、空が白み始めたのを境に雨足は弱まり、仕事に出かける時間には小雨になっていた。

雨に関する言葉には様々な物があり、秋雨(あきさめ:秋に降る冷たい感じの雨)、村雨(むらさめ:ざあっと降ってすぐやむむらのある雨)、雨の糸(あめのいと:節をなして降る雨を糸に見立て)といった純粋に雨の種類を表した物から、なみだ雨(なみだあめ:ほんのわずかに降るまたは深い悲しみのため涙となったかのように降る雨)、遣らずの雨(やらずのあめ:恋人客を帰さないためかと思われるように降る雨)、和雨(わう:人と作物によい雨)といった人の心を汲んだ表現もある。

太平記には、雨師(うし)という雨を司る神が登場する。人間は雨を止ます事は出来ないけど、涙雨を和雨に変える事は出来る気がする。

今日、大分に住む知り合いの女の人が、来春から2年間海外に住むという話しを聞く。2年前にも、同じような年頃の女の人が海外に旅立つ事があった。20代後半になると、何かを感じるようになるんだろうか?そして今回もまた、僕は残る側に立つ。

セミとり

2003/08/17(Sun) Diary

油蝉

裏山のお寺の境内にとまっていた油蝉(アブラゼミ)を捕まえる。日本で一番よく見かける蝉だけど、羽に色が付いている蝉は世界的に珍しくて貴重な種。価値基準が変わればそこら辺にいる虫も結構高く売れるのかも。

止まっている時も鳴かず、捕まえてもまだ鳴かず、放したらようやく鳴いて逃げていった。小さい体のくせにいきなり大きな音で鳴くので調べてみると、鳴くときはおなかの筋肉を伸び縮みさせ、それにつながる膜を上下させて音を出す。でもこれではまだ音が小さくて、空洞になっているお腹を使って拡張して響かせている。バイオリンとかと同じしくみらしい。

言われてみれば、昔昆虫採集して標本にするエキスを注射したとき、中がスッカラカンだったのを思い出す。今思えばかなり残酷な事やってたようにおもうけど、そんな標本キットを子どもに売る方も売る方だ(メスとかの解剖道具も付いてた)。

鳴き声が油物を上げている音に似ているから、というものと羽が油紙みたく油が染みているようにみえるからという二つの名前の由来の説がある。ということは、日本人が油蝉という名前を付けたのは油物を揚げるような生活になってからなんだろか?でもその前から日本にいるよな…。謎。

WebLog始めました

2003/08/15(Fri) *Pickup, IT

仕事場の風景

ふだん横目にキーワードとしては知っていたMovable Type(Weblogツール)をインストールしてみる。

セットアップも簡単で、そこらの掲示板を設置するより手軽に動く。使い勝手もよく、日記ツール(?)としてかなり完成したツールになっていると思う。純粋にいいおもちゃという感じ。

個人サイトを閉じてしまった事とも関連して、こういうツールはすごいおもろいのだけど、ネットをいろいろ見てきたくせに(見てきたからこそ)一個人単体での情報アウトプットの目的が分からない。

企業や団体はそれそのものが目的を持っているのでそれをwebで使えるけども、本当の個人でやる事が謎(集団になってれば別)。最近は、自分自身めっきり個人のサイトを見なくなっている事に気づく。

それにつられて、興味もwebそのものからそれを手段と捉えて何かする事に移ってきていて、それはそれでいい流れなのかも知れない。なので、一見webから興味が無くなったようで、使い方を分かってより強くなった気がする。

でもやっぱり、このテキストは何の役に立つんだろう?という謎は晴れず。

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