Web情報アーキテクチャ

2009/02/11(Wed) Book

Web情報アーキテクチャ 表紙
Web情報アーキテクチャ
最適なサイト構築のための論理的アプローチ
ルイス ローゼンフェルド (著), ピーター モービル (著), Louis Rosenfeld (原著), Peter Morville (原著), 篠原 稔和 (翻訳), ソシオメディア (翻訳)

情報アーキテクチャが優れていれば、テクノロジーがユーザに与える疎外感や圧迫感は減少します。それと同時に、人々の満足感が増強され、企業の利益も増加します。人々の満足感と企業の利益とを同時に増強できる職業は、非常に希です。是非とも楽しんでください。

今までコツコツ仕入れてきた知識が体系的にまとまっているので、復習と新たな発見もあっておもしろい。これを読んだからと言って何かが始まるわけではないけれど、外す訳にもいかんかなという感じ。

しかしまあどんな分野もそうかもしれませんが、インフォメーションアーキテクチャをやろうとするとウェブやデザインやテクノロジーや心理学系やそれこそ宗教まで、いろんな知識が必要だと感じるし、足りないなと痛感しますな。「広く深く」というアプローチは、「狭く深く」やっていくことで自然とそうなるような気もしてきた。

広く深く

2009/02/08(Sun) Clip

デザインする人に必要な能力は?:DESIGN IT! w/LOVE

勘違い人が多いように思いますが、知識があるから疑問をもつことができるのです。知識はわかるために必要なのではなく、わからないことを発見するために必要なのです。

知識が多ければ多いほど、わからないことは多くなるんですね。

最近必要に迫られて様々な本を読んだりして新しい知識を得ようとしていて、知れば知るほど新しい疑問が出てきて終わりが無くてどうしようかと思ってたんだけれど、これを呼んでちょっと気が楽になった。

「浅く広く」ではなく、「狭く深く」でもなく、「広く深く」でいける所までいってみる。

トビーとコロ

2009/02/08(Sun) Diary

トビー

会社には、トビーというボーダーコリーの犬がいます。毎朝ご主人と一緒に出勤してきます。お客さんが来たらお迎えしたり、僕が疲れたら遊び相手になってくれたり、逆に僕が忙しいときでもロープのひっぱりっこをしようと寄ってきます。頭の良い、かわいいやつです。

コロ

家には、コロというビーグルの雑種の犬がいます。平日は朝ギリギリに起きて夜遅く帰ってくるので全然会えませんが、今日みたいな週末は一緒にひなたぼっこをしました。なにをするわけではないのですが、座ってると膝にあたまをのっけてくる、かわいいやつです。

二人は体格はコロの方がだいぶちいさいのですが、黒い顔に白い鼻筋という同じような顔をしていて、なんとなく似たような雰囲気を感じてしまいます。ここ数年実家に住んでいなくて久しぶりにコロにあったら、もうよぼよぼになってました。17歳なのでもうおじいちゃんです。

会社には呼んだらすぐ来てピョンピョン走り回るトビーがいて、家には耳が遠いのか呼んでもどっちから呼んでるのか分からずキョロキョロしているコロがいます。トビーの毛並みはツヤツヤしていて、コロの毛並みはもうパサパサです。同じような顔をした二人りだから、あまりにもギャップがありすぎて。せっかく実家に帰ってきて一緒にいられる時間が増えたんだから、なるべく長くコロと一緒にいたいなぁと思います。

おはよう、今日も元気です。

2009/02/08(Sun) Clip

れっかブログ 終了のお知らせ

私は日々、思う事や信じる事を私なりの観点でこのブログで書き綴ってきましたが、たとえば「それは書かなくてもよい」「それは言うべきではない」と私以外の人に判断されてブログを書くことには何ら意味を見いだしません。

こんな性格なので、政治的なこと、歴史的なこと、社会的なこと、もしくは施設や業者などの実名を挙げてのブログをさんざん書いてきましたが、それについても書かないことが望ましいと言われれば、もう書けることがありません。「おはよう、今日も元気です」それだけのブログならば、私が書かなくてもいいような気がします。

私にとっては、leccaであることと、自分のプライベートや信念には、なんら壁がありません。社会への憤りや不満、政治や宗教に関する考え、日々感じること全てが私の発言と行動、音楽へとつながっています。ここのブログを書くことの面白さも、日々音楽だけでは伝えきれない自分のメッセージを載せることができるというところにあったのですが、leccaとしてそれはやって欲しくない、とスタッフから言われたのでやめることにしました。ただし、私は口を封じられることも、自分の発言をなかったことにされることも断じて容認しません。いかにスタッフだとしても、私の過去のブログ記事を抹消して、私が深夜1、2時間かけてせっせと心をこめて書いた文章、それに全国から皆が移動中/休憩中/就寝前(ときには仕事中)などにせっせと入力してくれたコメントをなかったことにすることが断じて許せません。

結局いわゆる芸能人ブログに感じている僕の違和感ってこれなんだなと思った。今163件購読しているRSSの中に芸能人はほとんどおらず、過去に購読していた酒井若菜とかの何人かの芸能人たちはだんだんブログをやめていってしまう。(水樹奈々のブログは購読しているけどあれは写真を観たいだけで文章もコメントも読んでない(謎))。

注意してみないと分からないけれど著名人が仕事場であった著名人を撮影した写真の中には絶対に某事務所のタレントは写らないし、いわゆる「おはよう、今日も元気です」ブログをただ一方的に書いて、好意的なファンのコメントのみが掲載される。ネガティブコメントはなかったことにされる。

スマイリーキクチの件までいってしまったらそれは罰せられてしかるべきだと思う。酒井若菜も書いていたけれど、ファンとの交流と言えば聞こえが良いが、芸を生業にして生きている人間がその商業上の人格のままファンに暖かいコメントという許しを請うているような感じがする。商業上の人格を捨てた個人で書くのは好きにすればいいと思う。

商業上書けない事があるのは仕方ないとしても、芸能人として芸を生業として生きていきその人格でブログを書くのであれば、まっとうな批判コメントを正面から受け入れるべきだと思うし、それをする覚悟がなかったり商業上思想信条を公表するのが好ましくないのであれば、毎月の定期収入という甘い誘惑に負けずにテレビの中だけにいるべきではないかと思う。

雑感

2009/02/03(Tue) Diary

雑感ていうかメモ。

・新しい会社で1ヶ月。笑いの成果は高く評価してもらってるような感じ(謎)。ただ仕事での成果はまだまだ。今月からぼちぼち形になっていくので、その成果や過程を見て評価してもらうしかない。立場が変わったり仕事の進め方がまだ改善の余地ありまくりだったりで悩ましいことも多い。ひと月終えてみて、社内の人とクライアントから必要とされる人になりたいと思った。やはり僕の基本はこれみたいだ。

・ウェブは広告やグラフィックの世界からいろいろ学べるのではないかという思いだったんだけど、やはりその通り。扱う仕事の内容も違うし、デザイナーさんが作ってくれるデザインもウェブの世界とは違う。なによりも道具を作ることではなく、何を伝えたいのかによりフォーカスできるのはやりがいがある。

・いろいろな知識を得られる反面、ウェブの話題や、進行中のプロジェクトの詳細について深いところまで共有できる人がいないという孤独感というか焦燥感というかなんかそういうのもあり。組織の中の役割上、たぶん気を抜くと真っ先に組織のボトルネックになってしまいそうなので気をつける。周りの人もそれを気遣ってくれてるのは素直にありがたい。きちんとそれに答えられるように。

・全然関係ないけどオバマさん誕生。案の定リーダーシップがあるだの若さがあるだの果てはかっこいいだのに続いてお約束の「それにくらべてうちの首相は」という展開。そんなにオバマさん好きならアメリカ行ってアメリカ人になればいいのに。所詮他国の首相なんだからそれに期待するとかなんとかって話が他人依存。よそはよそ、うちはうち。自立しましょう。

・万年筆買った。最初は書きにくかったけどだんだん慣れてきていいかんじ。でも換えインクを5本注文したつもりが疲れてて頭がおかしかったのか6個入りを5個注文してしまって明日30本も届く。どうしよう。

学歴がどうのこうの

2009/02/03(Tue) Clip

学歴と職について – 言語ゲーム

そこが私のコンピュータ業界への入り口でした。入って分かった事は、ここでは学歴という物が全く問題視されないという事です。美大卒という怪しい経歴にも関わらず、すぐに給料は倍に増えましたし、大学の話が会話に登る事すらありません。やっぱり若い業界って素晴らしい。

僕は書類上は通信制高校卒なのですが、当時は仕事ばかりしていたのでその時に何を学んだかさえろくに覚えていなくて、まともに学校という場で学んだのは中3の始めくらいまでです。基本的に僕は学歴については、医者とかその職につくために必要なら取ればいいし、そうでないならとってもとらなくても良いのではないかと思ってます。

とはいえ、やっぱり無いものの立場として、少し前まではコンプレックスまではいかないけれど、気にはなっていました。高卒の人をひとつかみ、大卒の人をひとつかみして競争させると、「確率的」に大卒の方が優秀な人は多いです。個人的にこれまでであった人を見ていてもそう思います。

僕がいままで何となくやってこれたのは、インターネットという学校では学べない分野を仕事にしたからであって、それでお金を稼ぐにはそれにふれるのが一番の近道だったからだろうと思います。これが興味を持ったのが医学であったら、おそらく今僕はもっときつい状態であっただろうと思います。

今仕事をしていて思うのは、学歴があるかないかではなく、「学(知識や考える力)」自体や、「学を得続けようとする力」をもっているかどうかが大切なんだろうなということ。そして、学歴があったからと言って学を手に入れられるとは限らないですが、あった方が「手に入れやすい」んだろうな、という事。学歴が無くても学は手に入ると、若干願望も入っていますが、そう思います。しかしまあ、眠いですなぁ。

スキルの価値は相対的

2009/01/25(Sun) Diary

前々から何となく思っていたことで、今も確証があるわけではないけれども。Aというシステム開発会社に、スキル100ptのプログラマーαさんと、スキル50ptのプログラマβさんがいたとして。そのA社の中の評価でいけば、αさんの方が評価が高くなる。

ある日、βさんがアパレル会社のB社に転職したとする。その会社はシステムの事に疎く未整備な点が多かったので、βさんは社内のインフラの整備や情報管理のシステムを組み上げたとする。当然αさんより長い納期をかけて、αさんより劣るクオリティのものが出来上がる。

その場合、βさんのスキル自体は向上していないのに、A社にいるときよりもB社にいるときの方が評価は高くなると思う。そして、βさん自身の仕事の充実感も、A社にいるときよりもB社にいるときの方が高いと思う。全体を見渡しても、A社もαさんも、B社もβさんも、だれも不幸になっていない。たぶん。

当然αさんであろうがβさんであろうがスキルを上げていくこと自体には100%コミットする必要があるのですが、現実は平等ではないのでスキルには差が出る。そこで無策にαさんに追いつこうとβさんが「がんばる(謎)」というのも有りだとは思うのですが、キャリアプランの中でブルーオーシャンを探すというのも、ありなのではないかと。

変わるものと変わらないもの

2009/01/25(Sun) Diary

新聞もテレビも減収減益で、「マスゴミ」とか「クイズ番組ばかり」と叩かれて久しいわけですが。コンテンツとパッケージと分けて考えたときに、コンテンツ力は衰えていなくて、パッケージが古くなっただけなんじゃないかと思ったり。

ネットユーザが新聞を読まないと言っても、ブログで批評する元ネタは新聞の記事なわけで。アルファブロガーだネットジャーナリズムだと言っても、仮に新聞社が潰れた時にそのアルファブロガー達が社会保険庁や内閣に対して取材するかというとたぶんしないし、信憑性は新聞以上に怪しいわけで。

テレビも、この時代に毎週同じ時間にテレビの前に座れと言うのが無理な話なだけであって。ニコニコ動画でMADを作って遊んでいる元はテレビ局が作った番組やニュースなわけで、それが無くなったら成立しないのではないかと。あんだけ衛星だなんだでチャンネルを増やしすぎてコンテンツ制作力が追いついていないだけで、制作力そのものは腐っていないのではないかと。

新聞は販売店の食い扶持の事とか、テレビは業界規模がシュリンクしてしまうと思ってやりたがらないとは思いますが、新聞は無料公開しているネットサイトを月額固定有料制にしたり、テレビはすべて番組単位で購入できるオンデマンド形式にしてあげると、短期的には現状の下げ止まりを止め、中期的には復興するのではないかと。パッケージが腐ってきたからと言って、コンテンツまでだめだと言ってしまうと、最終的にユーザが不利益を被ってしまう。

障害は個性か?

2009/01/24(Sat) Clip

向き合って 歌手・今井絵理子さん(25) (下) – 産経新聞

SPEEDのボーカル、今井絵理子さん(25)は重い聴覚障害をもつ長男、礼夢(らいむ)君(4)に言葉を教えるため、ともに口話法や手話を学び始めました。同じ立場にいる母親たちとの交流で「障害は個性。個性を認め合える社会になってほしい」という思いを強くした今井さん。息子の障害を公表し、音楽活動を通して、メッセージを発信し続けています。

障害は個性ではないだろう。障害は、その名の通り「身体の器官が何らかの原因によって十分な機能を果たさないこと。また、そのような状態。」であり、「物事の成立や進行の邪魔をするもの。また、妨げること。」という意味以上でも以下でもないと思う。「障害は個性」だとか、「その子を育てられる親の元に選ばれて生まれてきた」とかはただ美化して目を背けているだけなので止めた方がいいと思う。

個性という言葉は、「個性を伸ばす教育」とか「個性を潰している」という文脈で使われるポジティブなものであって、もし障害が個性だというなら、「耳の聞こえない子供が欲しい」とか「片腕のない子供が欲しい」とか、「肝機能障害のある子供が欲しい」という親がいるはずだけれど、そんな親は聞いたことが無く親の願いは常に「五体満足で健康に生まれてくること」。障害を軽く見ているわけではなく、きちんとネガティブな物だと認識せずに、個性だなんだと美化していると子供本人が不幸だと思う。

障害を持った子供の親は、つらいがまず「害」であることを認め、治療やリハビリで可能な限り正常な状態に戻すか、それが不可能であればその障害が影響しない道を示してあげる事こそがきちんと向き合うことなんじゃないかと思う。仮に自分の子供が障害を持ったら、そうするだろうと思う。そうしてもらって、感謝しているし。

障害を持っていると、それを明かすにしても、隠すにしてもしんどい。明かすと変な奴だと言われるか、障害を持っていてもがんばっていると言う人が大半で(全てではない)、そんな風に言われるのはしんどい。しかし隠すと、なんで誰でも出来る事が出来ないんだと言われたり、見た目が変だと言われ、それはそれでしんどい。綺麗事抜きで、障害を持って生まれて良かったと思っている人なんていないんじゃないだろうか。

障害を持った当人は、「障害があったから、人を思いやる気持ちを持つことが出来た」とか、「障害があったからそれをバネにしてがんばれた」と強制的に自分を肯定することが最善の策ではないかと思う。当人があまりに障害のことを気にしすぎると、今度はその当人を産んだ本当は何の落ち度もない親までが「自分のせいで…」とネガティブなスパイラルに落ちていってしまう。

この方法も目を背けていると言われてしまえばそれまでなのだけれど、僕が今考えつく最善の方法は、可能な限り正常な状態に近づける事を試みた上で、強制的に自分を肯定して障害が障害とならない道を探し、また、肯定しているように周囲に思ってもらう事ではないかと思う。と、読み返してみると、今井絵理子は美化する方向に向かい、僕は無視する方向に向かったというだけで共に現実から目を背けていて、本質的な所は同じではないかというような気がしてきた。

Mashup Seminar in FUKUI

2009/01/17(Sat) Event

Mashup Seminar in FUKUI
Mashup Seminar in Fukui

「Mashup Seminar in FUKUI」に行ってきた。会場に入った瞬間、「あ、なんか空気違う」と感じてしまって、その勘は当たっておもいっきりエンジニア向けの内容だった。イベントが悪いと言っているのではなく、ターゲットじゃなかったなと感じた。なので結構客観的に過ごした。イベント後の交流会にほとんどの人が残っていたので、エンジニアにはいいイベントだったのだろうと思う。

行く前に思っていたテーマが、「マッシュアップとか福井に必要なの?」ということ。ネットは好きだし、新しいテクノロジーが出てくることはとても楽しいと思う。でもそれを、どこかで「進化」ではなく飽きやすい人間の志向の「変化」だとか、それで福井の人の暮らしは何か変わるの?と思っている自分も同時にいるので、その変を考える時間になればと思っていた。

グローバルに考えようというという話とか、リクルートがマッシュアップを自社のビジネスに活用しているという話はたしかに理解できる自分もいるし、そういう話は好きだ。でも現実には福井で生活している僕の親の世代とか、限られた商圏で商売をしている会社には全然関係ないと思う自分もいる。「分かる人だけ分かっている」ような感じがどうも離れなかった。限られた人だけで盛り上がっている技術ってどうなの、という。

特に「世界はプログラミングできる物とプログラミングできない物の二つに分けられる」というキーワードには、悲しくなった。食べ物を作っている人もいれば、洋服を作っている人もいて世界は回っている。世界は二元論で語れるほど単純ではないし、安易な二元論は世界を疲弊させる。講演者は食べ物の生産なども含めた広義の意味でプログラミングという言葉を使っているようには思えなかった。

プログラミングを否定しているのではなく、自分の好きなものが最上位であるというような雰囲気がなんとなく理解できなかった。僕はウェブサイトを作ることやコーディングや情報設計がとても好きだけれど、それが最上は思ってなくて、それを使う人や利用する人がいて初めて存在できると思っているので、どちらかというと下位の事をしてると思ってる。

でもまぁ、この辺は個人の志向の話かもしれないです。医療ドラマでよくある、「臨床医は目の前の患者しか救えないが、研究医は未解決の病気の治療方法を発見することで数千人の患者を救える」というような話で、僕が前者をやりたいと言うだけの話か。どっちが大事とかではなく、両方必要なので。

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